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Vol.30 佛乗寺
(東京都杉並区)
(外装:「スーパー白洲そとん壁」、内装:「ビオセラ」「薩摩中霧島壁」「中霧島壁ライト」)
閑静な住宅街に溶け込むようにある
ここがお寺とは、到底想像に及ばないその佇まい。
実はそれこそが設計の大きなテーマでした。 |
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「お寺というと、圧倒的な重厚感・存在感のある姿を思い浮かべますが、
本来お寺が担う役割、本質を考えたとき、
町並みに、そして人々の生活に
自然となじむ姿であるべきだと考えたんです」
お話いただいたのは、設計を手がけた大倉先生。
では、シラス壁を選んでいただいたのには、どんな理由があったのでしょうか。
「この先、歴史を刻み続け、文化を紡いでいくものには
素材の持つ力が必要だと。
2万5千年前からある『火山灰シラス』はうってつけの材料だと思ったのです」
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▲天井も含め、内装のほぼ全面に採用。
総塗り面積は1,000m2を超えます。「ビオセラ」BC-52 |
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| ▲和室は「薩摩中霧島壁」SN-4 |
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同じ敷地内にあるご住職のお住まいにも、シラス壁を採用いただきました。
「クロスだけは嫌だったんです。
クロスの独特な臭いが、しないといってもしますしね。
新築のお宅にお邪魔した時、
化学のりの臭いが鼻についたり、目が痛くなるときもありました。
今こうして、違和感が何も無いことが本当にいいですよね。
それから、「そとん壁」。近所の方にほめられるんですよ。
『どういう建物ができるか心配だったけど、町並みにあってますね』って」(ご住職談) |

▲「そとん壁」T-25。スチロゴテ仕上げです。
シラス壁の機能について、
とても驚いていることがあるのだそうです。
「まずは消臭力。特に、納骨堂です。
耐火の関係で床壁6面はすべてコンクリート。
普通ならコンクリート特有の臭いがするものですが、
3時間こもりっきりでも、臭いがしなかったんです。
そして本堂。400人収容できるのですが、
定員一杯入った時でも、変な臭いを感じません。
音も、響かずに鮮明に聞こえます。
向い側の人の話が近く感じて、散漫にならないんですよ」(大倉先生)
これから長きにわたり多くの人に親しまれていくここ佛乗寺に、
シラス壁が大いに力を発揮してくれることを願います。
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▲本堂 |
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大倉博行先生 |
有限会社 大倉建築事務所
東京都世田谷区南烏山4−13−9 ヤマケイビル4F
TEL03-5384-1251 |
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