―――どうしてお施主様がそれほどに
シラス壁を使いたいとおっしゃるのでしょうか?
私に設計を依頼するお施主さんは、
これまで私が手がけた住まいを見ていますので、
家全体の雰囲気を気に入っているのだと思います。
「中霧島壁」の色は、SN-16 番を使っています。
普段から使っているシナ合板や月桃紙とも
しっくりくるんですよ。
自然素材を使うから心地いいというわけではないんですね。
やはり設計、バランスがとても大切なのです。 |

東京町家・小平の家 |
―――消臭・調湿などの機能についてはどのようにお感じのようですか?
シラス壁の家にお住まいの方には、
もう当たり前のようになっているみたいです。
でも、他のお宅にいくと違いがはっきりわかるようです。

福島県・浪江の家 |
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志木の家 |
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―――「そとん壁」は研究開発時代の第1号として現場でご採用いただきました。
もう5年前になりますね。ビリビリにひび割れたのでよく、覚えてます。
原因は、「そとん壁」の下塗材を塗らずに、モルタルを採用してしまったこと。
半年かけてようやく収まりました。
防水は下塗り材と、防水シートで止めればいいんです。
「そとん壁」は呼吸する壁ですから、ヘアクラックが入っても気にしていません。
質感も性能もすごく気に入っているので、使いつづけています。
それから、「中霧島壁」。
まだ発売当初、OM ソーラー協会の建築会館で「中霧島壁」を塗ったのですが、
こちらは白華が出てしまいました。
塗り替えようと思って剥がそうとしたのですが、
しっかり下地の石膏ボードにくっついて、全然剥がれないんです。
これには本当にびっくりしました。
「中霧島壁」の付着力と、クラックに対する強さは本当にすごいですよね。
―――最後に、シラス壁に対するリクエストがありましたらお聞かせください。
やはり「中霧島壁」の真っ白がほしいですね。
でも自然素材100%、余分なエネルギーを加えないポリシーですから、
そこは仕方がないのかなと思います。
あとは、「そとん壁」にもっと濃い色があればいいですね。
ただ、これも白華現象の問題があるので、
どちらも難しいリクエストですね。
写真撮影:西川公朗/伊礼智
伊礼智設計室
東京都豊島区目白3-20-24
TEL:03-3565-7344
http://irei.exblog.jp/
2004年より東京の工務店3社との協業「東京町家」を展開。
現在は地域工務店ネットワークの主催により定期的に設計セミナーなども行っています。 |
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