Vol.12 house
Ki-K(埼玉県南埼玉郡)
(外装:「白洲そとん壁」)
豊かな台地にどっしりと根を下ろしたかのような安定感。
木・金属、そしてシラスの異素材による外観は
実はメンテナンスも配慮してのこと。
デザインと実用性を同時に実現した
建築家と施主のこだわりが生んだ住まいです。
※以下、設計監理者の中村氏からのコメントを
掲載させていただきました。 |
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建築主の菊地堅一さんは、友人で共に30代。設計依頼当初から住宅に対するはっきりした考えを持っている方です。
「建物は、メンテナンスをしないと長持ちをしない」
「金属素材が好みである」
「セメント系の素材は嫌いである」
「建物のデザインは、自分は全くわからないので、お任せする」
建築業界を、設計者とは違う側面から熟知している建築主ならではの言葉です。
建築場所は、北側からのアプローチとなる敷地形状で、大部分が壁面となる真北向きのファサード(建物の正面)構成が建物意匠を決定づける配置となりました。その分、真南側は開口を広く確保し、太陽の光をたくさん取り込む事ができました。
農地が広がる場所であり、大地の「土」と軽やかな「金属板」とをお互い対立しないように繋げてゆくかを外観デザインの軸にしました。そこで、1階部分は杉板張りとし、土と金属の緩衝の役目としました。1階は専用足場なしにメンテナンスが出来るので、建築主が自ら浸透性木材保護塗料を塗る事で、メンテナンスが形に見える様にしました。2階部分は金属板にし、金属板と杉板との水平の組合せに、縦軸として「塗り壁」を挟み込むことでファサードのバランスをとることにしました。
“25年メンテナンス不要”の「そとん壁」は、金属板の耐久性と並ぶので、2階部分の外壁材として最適な素材であると思い採用いたしました。「そとん壁」の質感は、金属とも相性が良く、大地の「土」と共有点もあり、柔らかい白色が適当な重量感を与え、住宅を包む素材として、安定感をもたらしています。「金属」「木」「土(そとん壁)」この三つの素材。組合せの一つの例としてここに紹介いたします。
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設計監理:
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中村浩建築設計事務所 中村 浩 |
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住所:
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〒346-0103
埼玉県南埼玉郡菖蒲町台803 |
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電話:
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0480-86-0503 |
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e-mail:
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写真:野秋達也
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