シラス粒子顕微鏡写真
火山灰であるシラスは、南九州のシラス台地から採れることは知っている方も多いと思います。でも、そもそもシラスはどうやってできたのでしょうか。
南九州のシラスは、およそ2万5千年前の姶良カルデラの噴火により、火砕流となって流れ出た火山噴出物です。噴火のあとに空から降ってくる灰とはちょっと違うんですね。
マグマは火山の噴火によって地上に現れ、その噴火の形態によって、溶岩と火山灰に変わります。溶岩は珪酸分が少なく粘性の低いマグマが、溶岩流となって流れ出るもので、流れ出た後はゆっくりと冷やされながら様々な鉱物に変化していきます。
一方、火山灰は、珪酸分が多く粘性の高いマグマが爆発的に噴火し、急激に冷やされることによって発生します。マグマが急激に冷やされたものである火山灰は、マグマが噴出する直前の状態を残している物質であり、したがって、火山灰シラスはマグマにとても近い物質であるということができます。超高温で焼成された高純度セラミックであることから、私たちはこれを「マグマセラミック」と呼んでいます。


※写真はイメージです。
地球が誕生したのはおよそ46億年前と言われています。その頃の地球には生物はまだ存在せず、熱いマグマの海ではガスや溶岩、水蒸気を盛んに吹き上げていました。
やがて地球の温度が下がり始め、水蒸気が雲となりそこから雨が降ってきました。雨がさらに地表の温度を下げ、温度が下がるとまた新しい雨が降るという繰り返しが続いた結果、海ができました。
海の中ではマグマがゆっくりと冷やされて鉱物となり、そこに含まれる様々な物質が水に溶け出しました。つまり、海はマグマのエキスを含んだスープとも言えるものなのです。そしてそこでは生命の源となるタンパク質が作られ、それを元に原始生物が誕生しました。そこから遥かな時間を経て進化を遂げたのが私たち人間を含む地球上の生物たちです。
つまり、水や空気、そして地球上の生物の誕生には、海=マグマスープが大きな役割を果たしたと考えられるのです。


※写真はイメージです。
ここまで述べてきたように、マグマは地球上に生命が生まれ進化してくる過程に大きな影響を及ぼしてきました。このマグマから発生した火山灰シラスは、私たち人間とも深いつながりがあると考えられます。シラス壁を採用されたお客様から、「よく眠れるようになった」、「清涼感がある」、「落ち着く」といった声が頻繁に聞かれますが、これも私たち人間とシラスとの相性の良さを示すものです。
マグマから生まれ、地球が育んだ火山灰シラスは、私たち人間のDNAの記憶に優しく働きかけ、安らぎを与えてくれる健康機能を持っているんですね。


Copyright(C) 2007 TAKACHIHO CORP.  All rights reserved.