

私たち人間は、太古より地球上に生きている一動物として、生命の営みを続けています。人間は生きるための術として衣・食・住のあらゆる状況で視覚を活用しており、その中でも色は重要な役割を担っています。例えば、新鮮な肉の赤みが黄みがかった色となることで古くなったことを判断するように、色によって危機管理を行うことが一例として挙げられます。
人間の本能的な色の基準は、生命の営みのみならず、心地良さや美しいと感じる美の基準でもあると考えられます。この人間の美の基準として地球上に存在する自然の色を体系づけたのが「ヒューマンカラー理論」です。
「ヒューマンカラー理論」では、地球上に存在する色を「ウォーム」「クール」に分け、温度・湿度による色の変化の共通項により、「ウォームブライト」、「ウォームディープ」、「クールコントラスト」、「クールソフト」の四つに分類しています。なかでも季節や場所に関係なく地球の美しい色のほとんどを占めるのが「クールソフト」であり、人間にとってのベストカラーとなっています。
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